『疲れ目』
目は中枢神経そのものが体の表面にあらわれている唯一の場所です。それだけに、目には脳の神経の直接的な症状があらわれやすく、神経的な疲労によって、目がチカチカする、頭が痛い、目の奥に鈍痛がある、目があついなどといった症状が現れることがあります。これは、精神疲労、不眠、長時間運転などによって、自律神経がバランスをくずしたことが要因の場合があります。
特に最近では、パソコンなどの高画質の画面を長時間みることにより、目の疲れを訴えるVDT(ビジュアル・ディスプレイ・ターミナル)症候群に悩まされる現代人が非常に増加しております。
推拿療法による疲れ目に効果がある代表的な経穴(ツボ) → 自分で押しても効果が期待できます。
1 印堂(いんどう)眉毛と眉毛の中間にあり、鼻のつけ根からツボにむかって、押しこすりあげます
2 清明(せいめい)目頭と鼻の根元の中間の窪み
3 瞳子髎(どうしりょう)目じりの外側へ親指の幅二分の一本分いったところにある窪みの真ん中
4 合谷(ごうこく)親指と人差し指の骨が接するところで、人差し指の骨にわずかに寄ったところ
5 束骨(そつこつ)足の第5指の根元の関節の後ろ側で、第5中足骨の外側を踵のほうから指先に向かって押していったときに、指が止まるところ
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