『頭が痛い・頭が重い』

一口に頭痛と言っても様々な特徴があり、大きくは三つの種類に分けることができます。

後頭部の頭重感と痛みを伴うものは、筋緊張性頭痛(筋収縮性頭痛)と呼ばれ、長時間の精神的緊張や過労などによって、頭の筋肉が緊張状態になり症状が現れます。

また、ズキンズキンと脈打つように痛むのは、多くは片(偏)頭痛と呼ばれるもので、頭の片側が脈打つように痛むのが特徴です。原因は自律神経失調症や血行不良などによるもので、更年期の女性に多く見られます。

吐き気や脈の乱れを伴うはげしい頭痛は、命の危険を伴う場合があるので、医師の診断が必要です。

推拿療法による頭痛に効果がある代表的な経穴(ツボ) → 自分で押しても効果が期待できます。

1 百会(ひゃくえ) 頭頂部にあり、両耳の上端を結んだ線と眉間をまっすぐ後ろにいく線の交差するところ

2 天柱(てんちゅう) 後頭部の髪の生え際で2本の太い筋肉(僧帽筋)のすぐ外側にあるくぼみ

3 太白(たいはく) 足裏の第一中足骨の前端で、親指の根元の関節の後ろにある豊隆部の後ろ側

4 肩井(けんせい) 首の根元から肩先までの中央部

 

この投稿へのコメント

コメントはありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL