『花粉症・鼻水・鼻づまり』

花粉症(アレルギー性鼻炎)は、春先の花粉が多く飛ぶころに発症します。現代人は、抗生物質などの薬物や加工品などの食べ物の変化によって、抵抗力(免疫力)が低下し、アレルギー反応が発生しやすくなったと言われています。花粉症は、アレルギー反応の一症状であり、刺激物(アレルゲン)が鼻の粘膜を刺激して鼻炎を起こし、水溶性の鼻汁が出たり、詰まったりといった症状が現れます。鼻の中(鼻腔)には、鼻粘膜や嗅覚細胞、そして鼻汁を分泌する腺があり、水溶性の鼻汁がこの線より分泌されます。鼻が詰まるのは、一つに濃い鼻汁が鼻の奥に固まって気道をふさいでしまうために起こると考えられます。このような症状は、空気の感想や水分の不足などで粘膜の機能が低下して、濃い鼻汁になることから起こります。また、鼻粘膜が肥厚して気道が狭くなり鼻が詰まることもあります。

推拿療法は、粘膜の機能低下を調整して鼻詰まりを緩和したり、アレルギー体質を改善していく効果があります。

推拿療法による花粉症・鼻水・鼻づまりに効果がある代表的な経穴(ツボ) 

1 風池(ふうち)耳の後ろにあるとがった骨と盆の窪(うなじの中央の窪んだところ)の中間で、髪の生え際

2 水溝(すいこう)鼻の下の溝の中央部

3 巨闕(こけつ)みぞおちの中央

4 天柱(てんちゅう)風池の内側

5 迎香(げいこう)小鼻の外側の窪み

 

 

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