推拿療法でリンパの流れを改善させる‼

人間の体は6~7割が水分でできています。その体液の大部分を占めているのが血液とリンパ液です。体液を運搬する血管には、動脈と静脈のほかにリンパ管があります。動脈で送られる血液の総量を100%とすると、約90%は静脈を通って心臓に戻ります。残りの10%はリンパ管に吸収され、リンパ液として運搬されて、頸部の静脈に流れ込み、心臓に戻ります。リンパ液は血液と同じような成分でできていますが、赤血球は含まないので無色透明です。リンパ液は、体中の細胞に栄養分を運び、老廃物を受け取る重要な役割を果たしています。老廃物を受け取ったリンパ液は、リンパ管を流れ、首部、脇部、鼠径部(足のつけ根)に集められます。また、細菌やウイルスが体に侵入したとき、感染をくい止める免疫の働きも担っています。

リンパ管には心臓のようなポンプがないため、その流れはたいへんゆっくりしています。リンパ管にはリンパ液の逆流を防ぐ弁があり、筋肉を動かすことによってリンパ管も伸び縮みし、リンパ液を心臓の方向に送り込む仕組みになっています。したがって、運動不足や悪い姿勢を続けて筋肉を動かさないでいると、リンパ液が滞りやすくなり、組織に栄養が行き届かなかったり、疲労物質が残ってコリができたり、病気に対する抵抗力が落ちてしまいます。

推拿療法により、身体全体の代謝を整え、リンパ液の流れを改善させ、スムーズな浄化循環の手助けが可能です。経絡と経穴を線で結びながら、静脈の末端から心臓に向かって手技を施すことによって、リンパ管の弁の作用を助け、リンパ液の流れを促す健康療法です。

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