『顔の神経痛』

一般に顔の神経痛といえば、顔面神経痛を思い浮かべますが、医学的には顔面神経痛という病名は無く、主に三叉神経痛をさします。三叉神経痛が発生する部位は、目から上(眼神経)、目の下から上あご(上顎神経)、下あご(下顎神経)の三つに分類でき、目の上から上あごに多く発生します。症状としては、突然、顔の片側に激しい痛みが走るもので、顔に触れたり、風に吹かれたりするだけで、痛むこともあります。

原因は、疲労、ストレス、冷え、脱水症状等があります。

推拿療法が有効ですが、耳下腺の炎症や中枢神経の影響が原因の場合は、医師の診断を受けることが必要です。

推拿療法による顔の神経痛に効果がある代表的な経穴(ツボ) → 自分で押しても効果が期待できます。

1 翳風(えい ふう) 耳たぶの後ろにあるあご骨の後ろのくぼみ

2 上眼窩点(じょうがん かてん) 眼窩上縁の真ん中にあるくぼみ

3 大迎え(たい げい)耳の下にある下あごの角からあごの先に向かって、指の腹であごのへりをさわっていくと感じるくぼみ 

 

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